イタリア・セリエAとは?リーグ方式など詳しく解説!

イタリア・セリエAとは? リーグ方式など詳しく解説! セリエA
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約20年前ごろ、日本人選手の海外移籍の道を開拓したと言っても過言ではない、三浦知良選手が移籍したのは「セリエA」のジェノアというチーム。1990年代〜2000年代初期は「セリエA」が強い勢力を持っていました。

でもそもそも

悩む人
悩む人

「セリエA」ってどこの国のリーグ?
どんなチームがあるの?

このような疑問をお持ちではないでしょうか。

日本のJリーグは知っていても、海外のサッカーリーグはよくわからないですよね。

僕自身は近年「セリエA」に興味を持ち、現在はDAZN、SPOTV NOWを通じて年間30試合ほど視聴しています。

本記事を読み終えれば

・セリエAとは?
・セリエAの歴史
・セリエAリーグ方式
・セリエA特徴

についてわかります。ぜひ参考にしてください

「セリエA」はヨーロッパでも「5大リーグ」と呼ばれ、人気が高いリーグです。

ヨーロッパ5大リーグ⚽

ヨーロッパ5大リーグについてはサッカー5大リーグとは?各国リーグ歴史、概要まとめをご覧ください。

本記事を読むことで海外サッカー・「セリエA」について詳しくなり、より海外サッカーを身近に感じれることでしょう。

ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは内容にいきましょう。

>>>セリエAが視聴できるのはDAZNとSPOTV NOWだけ!

セリエAの視聴方法についてはセリエAの視聴方法を徹底解説!視聴方法は2つ!をご覧ください。

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セリエAとは?

セリエAロゴ

セリエA(読み方:セリエアー)とは本来の意味では、バレーボールなど様々な「1部のプロリーグ」を意味しますが、イタリアではサッカーの人気度が高いことから「セリエA」=「イタリアサッカー1部リーグ」を指します。

「セリエA」はいつから始まったの?

みなみん
みなみん

1898年にリーグが創設され、イタリア全国サッカーリーグとしては

1929年に始まりました⚽

リーグ自体が創設されたのは1898年と歴史は古いですが、創設初期は現在のような全国リーグではなく、地域リーグの集まりでした。全国リーグとして始まったのは1929年のことです。

それぞれカテゴリーごとに呼び方があり、

1部リーグ ➡「セリエA」(セリエアー)
2部リーグ ➡「セリエB 」(セリエビー)
3部リーグ ➡「セリエC 」(セリエシー)
4部リーグ ➡「セリエD」(セリエディー)*アマチュア最上位

と呼ばれています。

セリエAの歴史

1898年: リーグ創設
1929年: 国内リーグが全国化
1950〜1990年代:「三階建て*注1」構造でリーグが運営される
1990年代:ユベントス、ミランなどの黄金時代
2000年代:2006年のカルチョポリ*注2を境に低迷
2010年代:国外での成績が奮わず、かつてに比べると世界的人気もイマイチ伸び悩む
2020年代:国内ではミラン2大クラブが復権

*注1 「三階建て」構造:ビッククラブ、中堅クラブ、地方クラブと分かれること
*注2 カルチョポリ: 審判買収、八百長発覚(ユベントスを中心に)

1990年代〜2000年代初期はセリエAが世界のサッカーをけん引していました。


しかし、2006年のカルチョポリの事件が起こり、その年ユベントスはセリエBに降格、セリエAは衰退。
2010年代に入り、インテルが力をつけ台頭するも、セリエAに復帰したユベントスが国内リーグ9連覇を達成。


2020年代には2020−21シーズンはインテルが国内リーグ優勝、2021−22シーズンはACミランが国内リーグ優勝とミラン2大クラブが躍動し、2022-23シーズンはナポリが33年ぶりに優勝しています。

初代優勝:ジェノア
最多優勝:ユベントス(36回)
となっています。

続いて「セリエA」のリーグ方式について解説します。

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セリエAリーグ方式

サッカースタジアム

2022−2023シーズン所属チーム

セリエAに2022−2023シーズン現在、以下の20チームが所属しています。
毎シーズン昇降格があるので、何チームかは変更します。

⚽2022−2023セリエA所属チーム⚽

ユベントス
ACミラン
インテル
ナポリ
ローマ
ラツィオ
アタランタ
フィオレンティーナ
トリノ
ウディネーゼ
ボローニャ
サレルニターナ
エンポリ
サッスオーロ
スペツィア
ヴェローナ
サンプドリア
レッチェ
クレモネーゼ
モンツァ

全20チーム、     のチームは昇格チームです。

試合数とリーグ開催時期

■試合数

ホーム&アウェイの1チーム年間38試合

「セリエA」の全20チーム所属してるので、自チームを除く19チームとホーム&アウェイ方式による、2回の総当たりで1チーム38試合。年間リーグ全体で全380試合になります。

この試合数はヨーロッパでは多く採用されており、プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)、ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)などでも同じ試合数となっています。
各国リーグに所属しているチーム数によって試合数は異なりますが、基本的にホーム&アウェイの2回は対戦します。

ヨーロッパの5大リーグなどでもリーグの試合数はそれほど変わりはありません。

ヨーロッパ5大リーグについてはサッカー5大リーグとは?各国リーグ歴史、概要まとめをご覧ください。

■リーグ開催時期

みなみん
みなみん

セリエAは8月〜5月の間で試合が行われるよ⚽
ヨーロッパのリーグは大体、この期間にだよ!

セリエAは秋春制を導入しており、8月(秋)に始まり5月(春)に終えるサイクルです。
8月は真夏だと思いますが、一応呼び方としては秋春制になります。

ヨーロッパの多くはセリエAと同じく秋春制を導入しています。人気があるヨーロッパ5大リーグも全て秋春制を導入。

順位決定方法

順位決定方法は以下の通り。

⚽セリエA順位決定方法⚽

1. 獲得した勝ち点ー 勝利が3、引き分けが1、負けは0
2.当該チームの直接対決の結果(1が同じ場合)
3.当該チーム同士の得失点差 (2でも差が出ない場合)
4.全試合の得失点差
5.全試合の総得点
6.抽選

最優先は勝ち点が多い順に順位を決定。
他リーグに比べ、当該チームの結果が重視されています。

最後は抽選で最終順位を決めます。

セリエA昇格と降格

・セリエA下位3チームは降格
・セリエBらは3チームが昇格

年間最終順位18位、19位、20位の下位3チームがセリエB(2部)に降格。

セリエBの上位2チームと3位〜8位のチームのプレーオフを制した1チームの計3チームがセリエAへ昇格します。

チャンピオンズリーグ(CL)の出場権は上位4チーム

チャンピオンズリーグ(CL)とはUEFAが主催する、ヨーロッパリーグNo.1クラブチームを決める大会です。世界で最も実力と人気がある大会と言われています。

優勝チーム、2位、3位 。4位➡ チャンピオンズリーグ(CL)の出場権
5位、6位 ➡ ヨーロッパリーグ(EL)出場権 
7位 ➡ ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権 

毎年優勝争いも熾烈ですが、チャンピオンズリーグ(CL)争いも見応えがあります。
なぜなら、チャンピオンズリーグはサッカー選手なら、いやサッカーを経験したことがある人にとっての憧れの夢舞台だからです。
チャンピオンズリーグに出てたくて移籍をする選手もいるくらいですからね。

選手のモチベーションだけではなくて、チャンピオンズリーグに出るか出ないかでクラブの収益にも大きな差が出ます。

出場にすればその分の賞金がクラブに入り、勝ち残って行けばさらに莫大な賞金を手に入れことが出来ます。クラブの経営にとっても大きな収入源になります。

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セリエAの特徴

プレイヤーと芝

「セリエA」の特徴について

■戦術
・イタリア伝統の「カテナチオ」と言われる守備戦術がクラブに浸透。
・近年は攻撃的なチームも増えてきており、10年前とは戦術に変化がある。
・2021年『Opta』11月のデータによると欧州5大リーグの1試合平均ゴール数はセリエAが3.06と最多。

■文化、環境
・厳格な監督ライセンス制度が確立しており、自国監督の占有率が非常に高い
・カルチョポリ(スキャンダル)によりセリエAの権威は失落。近年は低迷。

■経営
・資金面ではスタジアムを保有しているため、ユベントスが頭1つ出ている。基本的に他のクラブは自前のスタジアムは持っていない。
・2010年以降ACミラン、インテルが経営難に陥り、赤字を抑えるために主力選手たちを放出。その結果、戦力低下し順位も低迷。近年は少し持ち直し両チーム共に優勝を経験。

リーグ全体では、近年、ユベントス1強の時代が終わり、リーグ内で競争力が生じリーグ全体レベルの底上げに。


2022-23シーズンはCL,EL,ECL全ての欧州CUP戦でセリエAのチームが決勝に残りました。

イタリア勢の躍進は欧州サッカーの面白さをより一層ひきたててくれるでしょう。

セリエAはイタリア人監督が多くを占める

下記の円グラフをご覧ください。

2023年2月現在

セリエAではイタリア人監督が20チーム中17チームとほとんどが自国監督です。

ヨーロッパ5大リーグ内でもイタリア人監督が21人と最も多く、次いでスペイン人監督が19人となっています。つまり、5大リーグ内で国外で監督をしているイタリア人は4人ということになります。

まとめ

今回の記事はセリエAについて解説しました。

まとめると

・イタリアで「セリエA」=サッカー1部リーグを指すことが多い。
・リーグ創設は1898年、リーグ全国化は1929年
・20チームが所属しており、毎シーズン3チームが降格し、セリエBから3チームが昇格する
・8月〜5月までの秋春制
・チャンピオンズリーグ出場権は上位4チーム
・自国監督が20チーム中17チーム

このように歴史は1889年からと古く、人気、実力ともに高く伝統があるリーグです。

今回の記事で少しでも「セリエA」に興味がわきましたら、ぜひあなたも一度、試合を見てみてはいかがでしょうか。

「セリエA」を視聴するにはDAZNとSPOTV NOWだけ!

詳しくはセリエAの視聴方法を徹底解説!視聴方法は2つ!をご覧ください。

一昔前に比べ、現在は人気も実力もプレミアリーグ、ラ・リーガに遅れをとっていますが、それでも世界的に人気・実力ともに高いことは間違いありません。

今回の記事があなたの参考になれば幸いです。

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*本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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