
チャンピオンズリーグってどんな大会?
毎年盛り上がってて気になるなぁ〜💡
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
サッカーは世界で様々な大会が開催されており、よくわからないですよね。
本記事を読み終えれば
・チャンピオンズリーグとは
・チャンピオンズリーグ出場枠について
・組み合わせ方法について
が、わかります。
チャンピオンズリーグは一言で「ヨーロッパNo.1クラブを決める大会」です!
「チャンピオンズリーグ」は世界で最も人気が高い大会と言っても過言ではないでしょう。
また、人気だけではなく大会のレベルも世界最高峰と言われています。
そこで今回の記事では「チャンピオンズリーグ」にとは、出場枠、組み合わせ方法など解説します。
本記事を読めば海外サッカーについて興味を持ち、「チャンピオンズリーグ」が見たくなるはずです。
ぜひ参考にしてください。
それでは内容にいきましょう。
チャンピオンズリーグ2023−24シーズンは全試合WOWOW独占生中継/配信
チャンピオンズリーグ2023−24シーズンもWOWOWが全試合独占生中継/配信しています。
UEFAチャンピオンズリーグとは欧州No.1クラブチームを決めるサッカー大会

概要
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とは欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する欧州No.1クラブチームを決める大会です。
「UEFAチャンピオンズリーグ」は「CL」と略して呼ばれることが多いです。
欧州サッカーにおける最も権威ある国際大会であり、決勝の視聴者は毎年1億人を超えます。
世界のサッカーをけん引する欧州のNo.1クラブを決める大会なので人気・実力ともに最も高いと言えるでしょう。サッカーを経験した人にとってW杯と並んで一度は出場してみたい大会でしょう。
歴史
年代 | 大会名 | その他 |
---|---|---|
1955年 | ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップ | ー |
1992−93 | ヨーロッパチャンピオンズリーグ | 大会公式ワッペン着用義務化 |
1996−97 | UEFAチャンピオンズリーグ | アンセム、大会公式球の導入 |
1955年にヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップとして誕生。
1990年代に参加クラブの拡大、大会方式の変更などにともない大会名も「ヨーロッパチャンピオンズリーグ」に改称しました。また、大会公式ワッペン着用を義務化。
1996−97シーズンから大会名が「UEFAチャンピオンズリーグ」に変更され、アンセム・大会公式球が導入されました。
開催時期
UEFAチャンピオンズリーグは9月にグループステージから始まり、翌年の5月末〜6月初旬にかけて決勝が行われます。
ざっくりとした流れは以下の通りです。
8月下旬:グループステージ組み合わせ抽選会
9月〜12月:グループステージ
12月:決勝トーナメント組み合わせ抽選会
2月〜3月:ラウンド16
3月下旬:準々決勝組み合わせ抽選会
4月〜5月:準々決勝/準決勝
5月末〜6月上旬:決勝
直近10年優勝チームと準優勝チーム、優勝回数一覧
直近10年間の優勝チームと準優勝チームは以下の通りです。
シーズン | 優勝チーム | 準優勝 |
---|---|---|
2013-14 | 🇪🇸レアルマドリード | 🇪🇸アトレティコマドリード |
2014-15 | 🇪🇸バルセロナ | 🇮🇹ユヴェントス |
2015-16 | 🇪🇸レアルマドリード | 🇪🇸アトレティコマドリード |
2016-17 | 🇪🇸レアルマドリード | 🇮🇹ユヴェントス |
2017-18 | 🇪🇸レアルマドリード | 🏴リヴァプール |
2018-19 | 🏴リヴァプール | 🏴トッテナム |
2019-20 | 🇩🇪バイエルン・ミュンヘン | 🇫🇷パリ・サンジェルマン |
2020-21 | 🏴チェルシー | 🏴マンチェスター・シティ |
2021-22 | 🇪🇸レアルマドリード | 🏴リヴァプール |
2022−23 | 🏴マンチェスター・C | 🇮🇹インテル・ミラノ |
直近10年間、優勝、準優勝回数を国別に見ると
🇪🇸スペインクラブ
優勝:6回 準優勝:2回
🏴イングランドクラブ
優勝:3回 準優勝4回
🇩🇪ドイツクラブ
優勝:1回
🇮🇹イタリアクラブ
準優勝:3回
🇫🇷フランスクラブ
準優勝:1回
ご覧の通り直近10年間はスペイン勢が優勝6回と頭一つ出ています。
イングランド勢は準優勝が4回と多いですが、2018−19、2020−21シーズンは決勝が同国同士対決となっています。
■クラブ別優勝回数
チーム | 優勝回数 | 準優勝 | 連覇回数 |
---|---|---|---|
🇪🇸レアルマドリード | 14回 | 3回 | 5連覇(1956-1960) 3連覇(2016−18) |
🇮🇹ACミラン | 7回 | 4回 | 2連覇(1989−90) |
🇩🇪バイエルン・ミュンヘン | 6回 | 5回 | 3連覇(1974-76) |
🏴リヴァプール | 6回 | 4回 | 2連覇(1977−78) |
🇪🇸バルセロナ | 5回 | 3回 | |
🇳🇱アヤックス | 4回 | 2回 | 3連覇(1971−73) |
🇮🇹インテル | 3回 | 2回 | 2連覇(1964−65) |
🏴マンチェスター・ユナイテッド | 3回 | 2回 | |
🇮🇹ユヴェントス | 2回 | 7回 |
最多優勝チームはレアルマドリードの14回と他のチームを圧倒しています。連覇回数もレアルマドリードが最多連覇5連覇と他クラブを圧倒しています。
チャンピオンズリーグの出場枠は欧州32チーム

チャンピオンズリーグ出場枠は32チームで、UEFAカントリーランキングにより国ごとに出場チーム数が決まります。
UEFAカントリーランキング
UEFAカントリーランキングとはUEFA(欧州サッカー連盟)に所属するクラブの公式戦のでの成績によって算出されるランキングです。
・国ごとにUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグでの成績で判断
・過去5シーズンポイントを合計し最終的なポイントを算出

「成績が良ければ来年度の出場枠が多くなりますよ!」
という感じで思っていれば大丈夫!
もう少し複雑ですが、ざっくりとこのような算出方法です。
■2023-24シーズンUEFAカントリーランキング
2023-24シーズンUEFAカントリーランキングは以下の通りです。
1位:🏴イングランド
2位:🇪🇸スペイン
3位:🇮🇹イタリア
4位:🇩🇪ドイツ
5位:🇫🇷フランス
6位:🇵🇹ポルトガル
7位:🇳🇱オランダ
8位:🇦🇹オーストリア
9位:🏴スコットランド
10位:🇷🇸セルビア
UEFAカントリーランキングを元にまずは出場24クラブを決める
UEFAカントリーランキングを元に出場24チームを決めます。以下のクラブはチャンピオンズリーグ(CL)予選もなくストレートインになります。
■UEFAカントリーランキングによる出場クラブ
UEFAカントリーランキング | 前年度リーグ順位 | 出場チーム数 |
1位〜4位 | 1位〜4位クラブ | 16チーム |
5位〜6位 | 1位、2位クラブ | 4チーム |
7位〜10位 | 1位クラブ | 4チーム |
計:24チーム |
その他8クラブを決める
24クラブは上記のように決めますが、その他8クラブは少し違います。
■その他8クラブ
条件 | 出場数 | 繰り上がり |
---|---|---|
前年度チャンピオンズリーグ優勝クラブ | 1クラブ | あり |
前年度ヨーロッパリーグ優勝クラブ | 1クラブ | あり |
優勝チーム同士予選を勝ち上がったUEFAカントリーランキング11以下の国の1位クラブ | 4クラブ | なし |
上位チーム同士予選を勝ち上がったUEFAカントリーランキング5〜15位の国の2位〜3位クラブ | 2クラブ | なし |
基本は上記の8チームですが、繰り上がりがある場合があります。
■CL優勝クラブがすでにUEFAカントリーランキングで来季CL出場権がある場合
⇒ UEFAカントリーランキング11位のリーグ戦1位だったクラブがチャンピオンズリーグ出場権獲得
■EL優勝クラブがすでにUEFAカントリーランキングで来季CL出場権がある場合
⇒ UEFAカントリーランキング5位のリーグ戦3位だったクラブがチャンピオンズリーグ出場権獲得
このような場合は繰り上がります。
1カ国からUEFAチャンピオンズリーグに出場できるのは最大5クラブまで。
以上のUEFAカントリーランキングの24クラブ、その他の8クラブ、計32クラブがチャンピオンズリーグに出場権が与えられます。
チャンピオンズリーグ2023−24シーズンCL出場クラブ
上記をを当てはめていくと2023−24シーズンのCL出場32クラブは以下の通りです。
■ CL王者
🏴マンチェスター・C
■ EL王者
🇪🇸セビージャ
■ UEFAカントリーランキング1位
🏴イングランド
アーセナル(リーグ2位)
マンチェスター・U(リーグ3位)
ニューカッスル(リーグ4位)
*マンチェスター・Cがリーグ優勝
■ UEFAカントリーランキング2位
🇪🇸スペイン
バルセロナ(リーグ優勝)
レアル・マドリード(リーグ2位)
アトレティコ・マドリード(リーグ3位)
レアル・ソシエダ(リーグ4位)
■ UEFAカントリーランキング3位
🇮🇹イタリア
ナポリ(リーグ優勝)
インテル(リーグ2位)
ラツィオ(リーグ3位)
ACミラン(リーグ4位)
■ UEFAカントリーランキング4位
🇩🇪ドイツ
バイエルン・ミュンヘン(リーグ優勝)
ドルトムント(リーグ2位)
ライプツィヒ(リーグ3位)
ウニオン・ベルリン(リーグ4位)
■ UEFAカントリーランキング5位
🇫🇷フランス
パリ・サンジェルマン(リーグ優勝)
RCランス(リーグ戦2位)
■ UEFAカントリーランキング6位
🇵🇹ポルトガル
ベンフィカ(リーグ戦優勝)
ポルト(リーグ戦2位)
■ UEFAカントリーランキング7位
🇳🇱オランダ
フェイエノールト(リーグ戦優勝)
■ UEFAカントリーランキング8位
🇦🇹オーストリア
ザルツブルク(リーグ戦優勝)
■ UEFAカントリーランキング9位
🏴スコットランド
セルティック(リーグ戦優勝)
■ UEFAカントリーランキング11位
11位🇷🇸セルビア
ツルヴェナ・ズヴェズダ(リーグ戦優勝)
*本来10位ロシアですが、情勢からCL出場権剥奪
■ マンチェスター・C前年度CL優勝の関係で繰り上がりでUEFAカントリーランキング12位
🇺🇦ウクライナ
シャフタール・ドネツク(リーグ戦優勝)
■各CL予選突破クラブ
🇨🇭ヤングボーイズ
🇹🇷ガラタサライ
🇵🇹ブラガ
🇳🇱PSV
🇧🇪アントワープ
🇩🇰コペンハーゲン
UEFAカントリーランキングに基づき、上記のクラブが2023−24シーズンにチャンピオンズリーグに出場します。
チャンピオンズリーグ組み合わせ抽選会

出場クラブが決まったら、組み合わせ抽選会を行います。
8つのグループに分ける
32クラブの出場クラブが決まったら、以下のように分かれてグループステージを戦います。
出場32クラブを4つのポットに分け、ポット1〜4の中から1チームずつ同じグループに入るように、A〜Hの8つのグループに振り分けます。
ポット1
CL/EL優勝クラブ、UEFAカントリーランキングの上位6ヶ国のリーグ優勝クラブ
ポット2〜4
残りの24クラブをUEFAクラブ係数に基づいて振り分ける

32クラブを4クラブずつ8つの
グループに分けます!
このポット分けに関しては【2023−24】UEFAチャンピオンズリーグ組み合わせ抽選・ポット分け方法を徹底解説!をご覧ください。
2023−24 UEFAチャンピオンズリーグ、グループステージ組み合わせ
上記の抽選方法をもとに、2023年8月31日に組み合わせ抽選会がありました。
グループ | ポッド1 | ポッド2 | ポッド3 | ポッド4 |
A | バイエルン・ミュンヘン | マンチェスター・U | コペンハーゲン | ガラタサライ |
B | セビージャ | アーセナル | PSV | RCランス |
C | ナポリ | レアル・マドリード | ブラガ | ウニオン・ベルリン |
D | ベンフィカ | インテル | ザルツブルク | レアル・ソシエダ |
E | フェイエノールト | アトレティコ・マドリード | SSラツィオ | セルティック |
F | パリ・サンジェルマン | ボルシア・ドルトムント | ACミラン | ニューカッスル |
G | マンチェスター・C | ライプツィヒ | ツルヴェナ・ズヴェズダ | ヤングボーイズ |
H | バルセロナ | ポルト | シャフタール・ドネツク | アントワープ |
死の組はグループFでしょうか。久々の出場になるニューカッスルにとっては難しいグループとなりましたね。
個人的にはグループD、Eも実力者揃いでなかなかおもしろいと思います。グループEはアトレティコ以外に日本人選手が所属しているので、日本人対決が実現しそうですね。
グループステージは9月19日に開幕!!
グループ上位2チーム・全16チームが決勝トーナメントに進出
グループステージの成績上位2チームが16チームが出場できる決勝トーナメントに進出します。
組み合わせはすでにポット分けした際に、決まっていますのでそこに当てはめていく形になりますが、以下のルールがあります。
(1)グループステージ1位同士は対戦しないこと
(2)同グループだったクラブとは対戦しないこと
(3)同国クラブ同士は対戦しないこと
(1)グループステージ1位同士は対戦しないこと
グループステージを1位で突破したクラブ同士は対戦しません。したがって必ず、グループステージ1位のクラブと2位のクラブが対戦します。
例)Aグループ1位×Bグループ2位
Bグループ1位×Aグループ2位 など
(2)同グループだったクラブとは対戦しないこと
同じグループだったクラブとはラウンド16では対戦しません。
ですので、Aグループ1位×Aグループ2位という組み合わせはありません。
(3)同国クラブ同士は対戦しないこと
ラウンド16では同じ国のクラブ同士が対戦しません。下記のようには対戦しないようになっています。
例)🇪🇸レアル・マドリード×🇪🇸バルセロナ
⬆このようなことはラウンド16ありません。
全ては公平性を保つためのルールとなっています。
「(3)同国クラブは同士は対戦しない」はあってもいいんじゃないかなと個人的には思います。
勝敗決定方法
ラウンド16〜準優勝までは以下の通り
(1)ホーム&アウェイの2試合の合計スコア
(2)延長戦
(3)PK戦
決勝は以下の通り
(1)90分のスコア
(2)延長戦
(3)PK戦
準々決勝
ラウンド16を勝ち抜いた8つのクラブが準々決勝に進出します。ここでは勝ち上がったクラブで再度組み合わせ抽選会が行われます。
先程のラウンド16の組み合わせのようなルールは一切なく、純粋な組み合わせ抽選会になります。
また、最後の抽選会になり準決勝と決勝の組み合わせもこのタイミングで決めます。
準決勝
準々決勝を勝ち上がった4クラブが決勝進出をかけて準決勝で対戦します。組み合わせ抽選会は行われません。
決勝
準決勝を勝ち上がった2クラブが優勝をかけて対戦します。
準決勝まではホーム&アウェイの2試合の合計スコアで勝ち上がりを決めていましたが、決勝は1発勝負です。「勝てば優勝、負ければ準優勝」とまさに天国と地獄。
優勝クラブには「ビッグイヤー」と呼ばれるトロフィーが授与されます。
まとめ:欧州No.1を決める世界最高峰の試合をあなたも見てみよう!

今回はチャンピオンズリーグについて詳しく解説しました。
■チャンピオンズリーグとは欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する欧州No.1クラブチームを決める大会
■欧州サッカーにおける最も権威ある国際大会であり決勝の視聴者は毎年1億人を超える
■チャンピオンズリーグの出場枠は欧州32チーム
■UEFAカントリーランキングを軸に出場チームを決める
■組み合わせは抽選は32クラブを4つのクラブずつ8つのグループに分ける
UEFAチャンピオンズリーグは世界で屈指の人気がある大会です。
必ずとは言いませんが、「マンガのようなドラマが生まれる大会です!」
少しでも興味があるのなら、ぜひあなたにも視聴してもらい興奮を味わってほしいものです!
チャンピオンズリーグの視聴方法は
チャンピオンズリーグの視聴方法について詳しく知りたい方はチャンピオンズリーグを見るには?視聴方法を徹底解説!をご覧ください。
チャンピオンズリーグが視聴できるのはWOWOWだけです!この機会にぜひ加入してみましょう。
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
コメント