「リーグ・アン」ってどこの国のリーグ?
どんなチームがあるの?
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
日本のJリーグは知っていても、海外のサッカーリーグはよくわからないですよね。
僕自身はDAZNで「リーグ・アン」を年間20試合ほど視聴しています。
本記事を読み終えれば
・リーグ・アンとは?
・リーグ・アンの歴史
・リーグ・アンのリーグ方式
・リーグ・アン特徴
についてわかります。ぜひ参考にしてください
「リーグ・アン」はヨーロッパでも「5大リーグ」と呼ばれ、人気が高いリーグです。
ヨーロッパ5大リーグについてはサッカー5大リーグとは?各国リーグ歴史、概要まとめをご覧ください。
本記事を読むことで海外サッカー・「リーグ・アン」について詳しくなり、より海外サッカーを身近に感じれることでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは内容にいきましょう。
リーグ・アンの視聴方法についてはリーグ・アンの視聴方法を徹底解説!視聴方法はDAZNがおすすめ!をご覧ください。
リーグ・アンとは?
「リーグ・アン」とは、フランスプロサッカー1部リーグの名称です。「アン」はフランス語で数字の「1」を意味します。
フランスでのサッカー人気は高く、最も人気のあるスポーツの1つです。フランスのリーグですが、モナコ公国からASモナコが参加しています。
「リーグ・アン」はいつから始まったの?
1932年にリーグが創設され、
始まりました⚽
それぞれカテゴリーごとに呼び方があり、
1部リーグ ➡「リーグ・アン」
2部リーグ ➡「リーグ・ドゥ」
と呼ばれています。
リーグ・アンの歴史
1932年: 「ディビジョン・アン」リーグ創設
〜2000:サンテティエンヌが9回優勝で最多
2002年〜:「ディビジョン・アン」➡ 「リーグ・アン」に改称
2000年代:リヨンが国内7連覇を達成
2010年代:パリ・サンジェルマンが7度の優勝
2020年代:2020−21シーズン、リールが10年ぶりに優勝
「ディビジョン・アン」リーグ創設はおよそ90年前の1932年と歴史は古いです。2000年前まではサンテティエンヌがリーグ優勝9回と最多。
2002−23シーズンからは名称が「リーグ・アン」に名称が変更になりました。
2000年代はリヨンが最多連覇記録の7連覇を達成。2010年代はパリ・サンジェルマンの4連覇、3連覇があり、10年間で7度の優勝と1強時代が続きました。
初代優勝:リロワ
最多優勝:パリ・サンジェルマン(11回)
となっています。
続いて「リーグ・アン」のリーグ方式について解説します。
リーグ・アン リーグ方式
2022−2023シーズン所属チーム
リーグ・アンに2022−2023シーズン現在、以下の20チームが所属しています。
毎シーズン昇降格があるので、何チームかは変更します。
全20チーム、 のチームは昇格チームです。
*2023−24シーズンから20チーム ➡ 18チームになる予定
試合数とリーグ開催時期
■試合数
ホーム&アウェイの1チーム年間38試合
「リーグ・アン」の全20チーム所属してるので、自チームを除く19チームとホーム&アウェイ方式による、2回の総当たりで1チーム38試合。年間リーグ全体で全380試合になります。
この試合数はヨーロッパでは多く採用されており、プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)、ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)などでも同じ試合数となっています。
各国リーグに所属しているチーム数によって試合数は異なりますが、基本的にホーム&アウェイの2回は対戦します。
ヨーロッパの5大リーグなどでもリーグの試合数はそれほど変わりはありません。
ヨーロッパ5大リーグについてはサッカー5大リーグとは?各国リーグ歴史、概要まとめをご覧ください。
■リーグ開催時期
リーグ・アンは8月〜5月の間で試合が行われるよ⚽
ヨーロッパのリーグは大体、この期間にだよ!
「リーグ・アン」は秋春制を導入しており、8月(秋)に始まり5月(春)に終えるサイクルです。
8月は真夏だと思いますが、一応呼び方としては秋春制になります。
ヨーロッパの多くは「リーグ・アン」と同じく秋春制を導入しています。人気があるヨーロッパ5大リーグも全て秋春制を導入。
順位決定方法
順位決定方法は以下の通り。
最優先は勝ち点が多い順に順位を決定します。
懲戒ポイントとはイエローカード、レッドカードなどの累積によるポイントのこと。カードをもらうとポイントが加算されていきます。
懲戒ポイントが少ないほうが悪質な反則が少ないといこと。
以上のように順位を決めてていきます。
リーグ・アン昇格と降格
・「リーグ・アン」下位2チームは降格
・「リーグ・ドゥ」上位は2チームが昇格
・リーグ・アン1部16位とリーグ・ドゥ2部3位は入れ替え戦
年間最終順位20位、19位の下位2チームが「リーグ・ドゥ」に自動降格。
「リーグ・ドゥ」の上位2チームは「リーグ・アン」へ自動昇格。
リーグ・アン1部118位とリーグ・ドゥ3位はホーム&アウェイの入れ替え戦を行い、残留or昇格を決めます。
チャンピオンズリーグ(CL)の出場権は上位3チーム
チャンピオンズリーグ(CL)とはUEFAが主催する、ヨーロッパリーグNo.1クラブチームを決める大会です。世界で最も実力と人気がある大会と言われています。
優勝チーム、2位、3位 ➡ チャンピオンズリーグ(CL)の出場権
4位 ➡ ヨーロッパリーグ(EL)出場権
5位 ➡ ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権
毎年優勝争いも熾烈ですが、チャンピオンズリーグ(CL)争いも見応えがあります。
なぜなら、チャンピオンズリーグはサッカー選手なら、いやサッカーを経験したことがある人にとっての憧れの夢舞台だからです。
チャンピオンズリーグに出てたくて移籍をする選手もいるくらいですからね。
選手のモチベーションだけではなくて、チャンピオンズリーグに出るか出ないかでクラブの収益にも大きな差が出ます。
出場にすればその分の賞金がクラブに入り、勝ち残って行けばさらに莫大な賞金を手に入れことが出来ます。クラブの経営にとっても大きな収入源になります。
リーグ・アンの特徴
「リーグ・アン」の特徴について
■戦術
・緻密に戦術を練って戦うチームよりかは、個人技・フィジカルに頼ったチームが多い。
■文化、環境
・フランスの歴史的背景からアフリカ圏からの移民が多いため、アフリカ若手選手が多い。
・若手のステップアップするためのリーグという位置づけになっている。
・世界的に無名な選手が覚醒し、一気に有名クラブに移籍することも。
■経営
・資金力ではパリサンジェルマンが圧倒的。
・観客動員数も徐々に増加。
フランスの歴史的背景からアフリカ圏からの移民が多く、アフリカの若手が多いです。そのためか身体能力にに優れた選手が多く、チーム戦術よりも個人技に注目できると思います。
欧州5大リーグと呼ばれていますが、「プレミアリーグ」「ラ・リーガ」「セリエA」「ブンデスリーガ」に比べると人気・実力ともに劣ると言われています。
そういうこともあり、若手が「リーグ・アン」で活躍し、他のリーグへ「ステップアップ」していくことも珍しくありません。「リーグ・アン」はまだ、「ステップアップ」という位置づけでしょう。
「リーグ・アン」国内はでは資金力を背景にスター選手を獲得た「パリ・サンジェルマン」が直近10年間で8度の優勝と1強時代が続いていますね。
ですが、チャンピオンズリーグ(CL)ではなかなか勝てないとういジレンマもあります。
「リーグ・アン」のチームが欧州の舞台で活躍するには、リーグ自体のレベルの底上げが必要でしょう。
まとめ
今回の記事は「リーグ・アン」について解説しました。
まとめると
・「リーグ・アン」とは、フランスプロサッカー1部リーグの名称。「アン」はフランス語で数字の「1」を意味。
・リーグ創設は1932年、名称は「ディビジョン・アン」
・2002年に名称を「リーグ・アン」に改称
・20チームが所属しており、毎シーズン2チームが降格し、「リーグ・ドゥ(2部)」から2チームが昇格
*「リーグ・アン」は2023−24シーズンから18チーム制を導入。
2022−23シーズンは下位4チームが自動降格。「リーグ・ドゥ(2部)」からは上位2チームが昇格。
・8月〜5月までの秋春制
・チャンピオンズリーグ出場権は上位3チーム
・リーグ自体は若手の「ステップアップ」リーグの位置づけ
・「パリ・サンジェルマン」の1強が続いている
以上になります。
今回の記事で少しでも「リーグ・アン」に興味がわきましたら、ぜひあなたも一度、試合を見てみてはいかがでしょうか。
「リーグ・アン」を視聴するにはにDAZNに加入が必要です。
現在は人気も実力もプレミアリーグ、ラ・リーガなどに遅れをとっていますが、それでも世界的に人気・実力ともに高いことは間違いありません。
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
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