世界的に有名なパリ・サンジェルマン、南野拓実選手が在籍しているモナコ、古豪のリヨンなどが所属している「リーグ・アン」。
世界のサッカー界でも、5大リーグの1つに数えられるリーグ・アン。プレミアリーグ、ラ・リーガなどに比べると、全体的なレベルはやや下がるものの、若く活気あふれる選手が多く人気・実力ともに高いリーグです。
そのリーグ・アンですが、
歴代得点王,得点王タイトルを最多受賞選手は誰だろう?
1シーズンで最多得点は誰だろう?
このような疑問を思ったことはないでしょうか。
本記事を読み終えれば
・リーグ・アン歴代得点王
・リーグ・アン・「得点王」タイトル最多受賞者
・リーグ・アン、1シーズン最多得点
についてわかります。
どのクラブが優勝するのか注目されますが、それと同じくらいに「得点王」タイトルも注目されます。
「得点王」争いにも注目してみると、意外な選手が得点ランキング上位に居たり、1人の選手がほとんどの得点を決めているチームがあったり、反対に色々な選手が得点を決めているチームがあったりとリーグ・アンを色々な角度から楽しめるでしょう。
今回の記事ではリーグ・アン歴代得点王、「得点王」タイトル最多獲得者と1シーズン最多得点者を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
リーグ・アンについて詳しく知りたい方はリーグ・アンとはどんなリーグ?リーグ方式など詳しく解説!をご覧ください。
また、歴代優勝クラブ、優勝回数なども知りたい方はリーグ・アン歴代優勝クラブ&クラブ別優勝回数ランキングを紹介!も併せてご覧ください。
それでは内容にいきましょう。
リーグ・アン歴代得点王
リーグ・アンの得点王を紹介します。所属クラブは「得点王獲得時」の所属クラブです。
1932〜1950
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1932−33 | ロベール・メルシェ① | 15 | クラブ・フランセ① |
バルター・カイザー① | 15 | レンヌ① | |
1933−34 | イシュトバン・ルカーチ① | 28 | セト① |
1934−35 | アンドレ・アベグレン① | 30 | ソショー① |
1935−36 | ロジェ・クルトワ① | 34 | ソショー② |
1936−37 | オスカー・レール① | 30 | ストラスブール① |
1937−38 | ジャン・ニコラ① | 26 | ルーアン① |
1938−39 | デジレ・コーランニー① | 27 | セト② |
ロジェ・クルトワ② | 27 | ソショー③ | |
1939−40 | 第二次世界大戦のため中止 | ||
1940−41 | |||
1941−42 | |||
1942−43 | |||
1943−44 | |||
1944−45 | |||
1945−46 | ルネ・ピエル① | 28 | リール① |
1946−47 | ピエール・シルバルディ① | 33 | スタッド・ランス① |
1947−48 | ジャン・バラッテ① | 31 | リール② |
1948−49 | ヨセフ・ハンパル① | 26 | ソショー④ |
ジャン・バラッテ② | 26 | リール③ | |
1949−50 | ジャン・グラムロン① | 25 | レンヌ② |
1950〜1970
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1950−51 | ロジェ・ピアントーニー① | 28 | ナンシー① |
1951−52 | グンナール・アンデション① | 31 | マルセイユ① |
1952−53 | グンナール・アンデション② | 35 | マルセイユ② |
1953−54 | エドゥアール・カーギュ② | 27 | ボルドー① |
1954−55 | ルネ・ブリアール① | 30 | スタッド・ランス② |
1955−56 | タディー・シソブスキー① | 31 | ラシン・パリ① |
1956−57 | タディー・シソブスキー② | 33 | ラシン・パリ② |
1957−58 | ジュスト・フォンテーヌ① | 34 | スタッド・ランス③ |
1958−59 | タディー・シソブスキー③ | 30 | ラシン・パリ③ |
1959−60 | ジュスト・フォンテーヌ① | 28 | スタッド・ランス④ |
1960−61 | ロジェ・ピアントーニ② | 28 | スタッド・ランス④ |
1961−62 | セク・トゥーレ① | 25 | モンペリエ① |
1962−63 | セルジュ・マスナゲッティ① | 35 | バランシエンヌ① |
1963−64 | アハマド・ウジャニ① | 30 | ランス① |
1964−65 | ジャック・シモン① | 24 | ナント① |
1965−66 | フィリップ・ゴンドゥ① | 36 | ナント② |
1966−67 | エルベ・ルベッリ① | 31 | サンテティエンヌ① |
1967−68 | エティエンヌ・サンソエッティ① | 26 | アジャクシオ① |
1968−69 | アンドレ・ギー① | 25 | リヨン① |
1969−70 | エルベ・ルベッリ② | 28 | サンテティエンヌ② |
1970〜1990
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1970−71 | ヨシップ・スコブラル① | 44 | マルセイユ③ |
1971−72 | ヨシップ・スコブラル② | 30 | マルセイユ④ |
1972−73 | ヨシップ・スコブラル③ | 26 | マルセイユ⑤ |
1973−74 | カルロス・ビアンチ① | 30 | スタッド・ランス⑤ |
1974−75 | デリオ・オニス① | 30 | モナコ① |
1975−76 | カルロス・ビアンチ② | 34 | スタッド・ランス⑥ |
1976−77 | カルロス・ビアンチ③ | 28 | スタッド・ランス⑦ |
1977−78 | カルロス・ビアンチ④ | 30 | パリ・サンジェルマン① |
1978−79 | カルロス・ビアンチ⑤ | 27 | パリ・サンジェルマン② |
1979−80 | デリオ・オニス② | 21 | モナコ② |
エルビン・コステデ① | ラバル① | ||
1980−81 | デリオ・オニス③ | 24 | トゥールーズ① |
1981−82 | デリオ・オニス④ | 29 | トゥールーズ② |
1982−83 | バビド・ハリルホジッチ① | 27 | ナント③ |
1983−84 | パトリス・ガランドゥ① | 21 | オーセル① |
デリオ・オニス⑤ | トゥーロン① | ||
1984−85 | バビド・ハリルホジッチ② | 28 | ナント④ |
1985−86 | ジュール・ボカンデ① | 23 | メッツ① |
1986−87 | ベルナール・ゼニエ① | 18 | メッツ① |
1987−88 | ジャン=ピエール・パパン① | 19 | マルセイユ⑥ |
1988−89 | ジャン=ピエール・パパン② | 22 | マルセイユ⑦ |
1989−90 | ジャン=ピエール・パパン③ | 30 | マルセイユ⑧ |
1990〜2010
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1990−91 | ジャン=ピエール・パパン④ | 23 | マルセイユ⑨ |
1991−92 | ジャン=ピエール・パパン⑤ | 27 | マルセイユ⑩ |
1992−93 | アレン・ボクシッチ① | 22 | マルセイユ⑪ |
1993−94 | ニコラ・ウェデック① | 20 | ナント⑤ |
ユーリ・ジョルカエフ① | モナコ② | ||
ロジェ・ボリ① | ランス② | ||
1994−95 | パトリス・ロコ① | 22 | ナント⑥ |
1995−96 | ソニー・アンデルソン① | 21 | モナコ③ |
1996−97 | ステファン・ギバルシュ① | 21 | オセール① |
1997−98 | ステファン・ギバルシュ② | 21 | オセール② |
1998−99 | シルバン・ビルトール① | 22 | ボルドー② |
1999−00 | ソニー・アンデルソン② | 23 | リヨン① |
2000−01 | ソニー・アンデルソン③ | 22 | リヨン② |
2001−02 | ジブリル・シセ① | 22 | オセール③ |
ペドロ・パウレタ① | ボルドー③ | ||
2002−03 | シャバニ・ノンダ① | 26 | モナコ④ |
2003−04 | ジブリル・シセ② | 26 | オセール④ |
2004−05 | アレクサンダー・フライ① | 20 | レンヌ③ |
2005−06 | ペドロ・パウレタ② | 21 | パリ・サンジェルマン③ |
2006−07 | ペドロ・パウレタ③ | 20 | パリ・サンジェルマン④ |
2007−08 | カリム・ベンゼマ① | 20 | リヨン③ |
2008−09 | アンドレ=ピエール・ジャニック① | 24 | トゥールーズ③ |
2009−10 | ママドゥ・ニアン① | 18 | マルセイユ⑫ |
2010〜2023
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
2010−11 | ムサ・ソウ① | 25 | リール④ |
2011−12 | ネネ① | 21 | パリ・サンジェルマン⑤ |
オリビエ・ジルー① | モンペリエ① | ||
2012−13 | ズラタン・イブラヒモビッチ① | 30 | パリ・サンジェルマン⑥ |
2013−14 | ズラタン・イブラヒモビッチ② | 26 | パリ・サンジェルマン⑦ |
2014−15 | アレクサンドル・ラカゼット① | 27 | リヨン④ |
2015−16 | ズラタン・イブラヒモビッチ③ | 38 | パリ・サンジェルマン⑧ |
2016−17 | エディソン・カバーニ① | 35 | パリ・サンジェルマン⑨ |
2017−18 | エディソン・カバーニ② | 28 | パリ・サンジェルマン⑩ |
2018−19 | キリアン・エムバペ① | 33 | パリ・サンジェルマン⑪ |
2019−20 | キリアン・エムバペ② | 18 | パリ・サンジェルマン⑫ |
ベン・イェデル① | ASモナコ⑤ | ||
2020−21 | キリアン・エムバペ③ | 27 | パリ・サンジェルマン⑬ |
2021−22 | キリアン・エムバペ④ | 28 | パリ・サンジェルマン⑭ |
2022−23 | キリアン・エムバペ⑤ | 29 | パリ・サンジェルマン⑮ |
2023−24 |
リーグ・アン得点王は以上になります。
2023−24シーズンはどの選手が得点王に輝くのか注目しましょう。
クラブ別に見ると最多受賞はパリ・サンジェルマンの15回
パリ・サンジェルマン・・・15回
マルセイユ・・・12回
スタッド・ランス・・・7回
ナント・・・6回
モナコ・・・5回
リヨン・・・4回
リール・・・4回
オセール・・・4回
ソショー・・・4回
ボルドー・・・3回
トゥールーズ・・・3回
レンヌ・・・3回 など
パリ・サンジェルマンが最多の15回となっています。次ぐのがマルセイユの12回。
ここ10年ほどはパリ・サンジェルマンの選手が、得点王を多く獲得しています。
リーグ・アン・「得点王」タイトル獲得最多は4選手が5回で並ぶ
リーグ・アン・「得点王」タイトル獲得最多は「カルロス・ビアンチ」「デリオ・オニス」「ジャン=ピエール・パパン」「キリアン・エムバペ」選手が5度受賞しています。
受賞回数とシーズンは以下の通りです。
選手名 | 得点王回数 | 受賞シーズン |
カルロス・ビアンチ | 5回 | 1973−74、1975−76、1976−77 1977−78、1978−79 |
デリオ・オニス | 1974−75、1979−80、1980−81 1981−82、1983−84 | |
ジャン=ピエール・パパン | 1987−88、1988−89、1989−90 1990−91、1991−92 | |
キリアン・エムバペ | 2018−19、2019−20、2020−21 2021−22、2022−23 |
唯一の現役であるキリアン・エムバペ選手が記録を更新するか楽しみですね。
しかし、パリ・サンジェルマンから移籍の噂もでているので、情報を待ちましょう。
リーグ・アン、1シーズン最多得点は44得点でヨシップ・スコブラル氏が記録
リーグ・アンの1シーズン最多得点記録保持者ヨシップ・スコブラル氏が1970−71シーズンに記録した44点!
ヨシップ・スコブラル氏はユーゴスラビア(現クロアチア)出身で代表としても31試合に出場し11得点を記録しました。
ヨシップ・スコブラル氏は1970−71、1971−72、1972−73シーズンと3度のリーグ・アン得点王に輝きました。
1シーズン35得点超えは以下の通りです。
順位 | 選手名 | 得点数 | シーズン | クラブ |
1位 | ヨシップ・スコブラル | 44 | 1970−71 | マルセイユ |
2位 | ズラタン・イブラヒモビッチ | 38 | 2015−16 | パリ・サンジェルマン |
3位 | フィリップ・ゴンドゥ | 36 | 1965−66 | ナント |
4位 | グンナール・アンデション | 35 | 1952−53 | マルセイユ |
セルジュ・マスナゲッティ | 1962−63 | バランシエンヌ |
上記全ての記録が素晴らしいですね。
単純に比較は出来ないですが、同試合数のプレミアリーグは2022−23シーズンにハーランド選手が記録した36点が1シーズン最多得点となっています。
また、同試合数のラ・リーガは2011−12シーズンにメッシ選手が記録した50点が最多得点となっています。
まとめ
今回の記事ではリーグ・アン歴代得点王、「得点王」タイトル最多獲得者と1シーズン最多得点者を紹介しました。
まとめると
■リーグ・アン歴代得点王
記事内をご覧くだいさい。
■「得点王」タイトル獲得最多
カルロス・ビアンチ
デリオ・オニス
ジャン=ピエール・パパン
キリアン・エムバペ 5度受賞
■1シーズン最多得点者
ヨシップ・スコブラル氏・・・44得点
今後は誰が「得点王」の座に輝くのでしょうか。優勝争いも気になりますが、得点王争いにも注目してみると新たな楽しみ方が出来ると思います。
今のところ「得点王」タイトル獲得記録更新の可能性は、キリアン・エムバペ選手だけでしょうか。
1シーズン最多得点記録は44得点なので、なかなか記録更新は簡単ではないでしょう。
色々な角度からリーグ・アンを楽しみましょう。
リーグ・アンは期待の若手選手が多く集まり、人気があるリーグです。
パリ・サンジェルマンは世界的にも人気が高いクラブです。日本にもジャパンツアーとして7月ごろに来日することもあります。
少しでも興味がありましたら、ぜひあなたにも視聴してもらい興奮を味わってほしいものです!
リーグ・アンについて詳しく知りたい方はリーグ・アンとはどんなリーグ?リーグ方式など詳しく解説!をご覧ください。
リーグ・アン視聴方法は
リーグ・アン視聴方法について詳しくはリーグ・アンの視聴方法を徹底解説!視聴方法はDAZNがおすすめ!をご覧ください。
ぜひあなたもリーグ・アンを観て盛り上がりましょう!
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
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