セリエAはユヴェントス、インテル・ミラノといった有名クラブから、ナポリ、ローマ、過去に本田圭佑選手が所属したACミランなどの強豪チームがしのぎを削っています。
世界のサッカー界でも、5大リーグの1つに数えられるセリエA。プレミアリーグ、ラ・リーガと並び世界最高峰のリーグと呼ばれています。
そのセリエAですが、
歴代得点王,得点王タイトルを最多受賞選手は誰だろう?
1シーズンで最多得点は誰だろう?
このような疑問を思ったことはないでしょうか。
本記事を読み終えれば
・セリエA歴代得点王
・セリエA・「得点王」タイトル最多受賞者
・セリエA、1シーズン最多得点
についてわかります。
どのクラブが優勝するのか注目されますが、それと同じくらいに「得点王」タイトルも注目されます。
「得点王」争いにも注目してみると、意外な選手が得点ランキング上位に居たり、1人の選手がほとんどの得点を決めているチームがあったり、反対に色々な選手が得点を決めているチームがあったりとセリエAを色々な角度から楽しめるでしょう。
今回の記事ではセリエA歴代得点王、「得点王」タイトル最多獲得者と1シーズン最多得点者を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
セリエAについて詳しく知りたい方はイタリア・セリエAとは?リーグ方式など詳しく解説!をご覧ください。
また、歴代優勝クラブ、優勝回数なども知りたい方はセリエA歴代優勝クラブ&クラブ別優勝回数ランキングを紹介!も併せてご覧ください。
それでは内容にいきましょう。
セリエA歴代得点王
セリエAの得点王を紹介します。所属クラブは「得点王獲得時」の所属クラブです。
1928〜1950
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1923−24 | ハインリヒ・シュリーマン① | 22 | トリノ① |
1924−25 | マリオ・マグノッツィ① | 19 | リヴォルノ① |
1925−26 | フェレンツ・ヒルザー① | 35 | ユヴェントス① |
1926−27 | アントン・パウォルニー① | 22 | インテル・ミラノ① |
1927−28 | ジュリオ・リボナッティ① | 35 | トリノ① |
1928−29 | ジーノ・ロッセッティ① | 36 | トリノ② |
1929−30 | ジュゼッペ・メアッツァ① | 31 | インテル・ミラノ② |
1930−31 | ロドルフォ・ボルク① | 29 | ローマ① |
1931−32 | ペドロ・ペトローン① | 25 | フィオレンティーナ① |
アンジェロ・スキアビオ① | ボローニャ① | ||
1932−33 | フェリス・ボレル① | 29 | ユヴェントス② |
1933−34 | フェリス・ボレル① | 31 | ユヴェントス③ |
1934−35 | エンリケ・グアイタ① | 28 | ローマ② |
1935−36 | ジュゼッペ・メアッツァ② | 25 | インテル・ミラノ③ |
1936−37 | シルヴィオ・ピオラ① | 21 | ラツィオ① |
1937−38 | ジュゼッペ・メアッツァ③ | 20 | インテル・ミラノ④ |
1938−39 | アルド・ボッフィ① | 19 | ミラン① |
1939−40 | アルド・ボッフィ② | 24 | ミラン② |
1940−41 | エットーレ・プリセッリ① | 22 | ボローニャ② |
1941−42 | アルド・ボッフィ③ | 22 | ミラン③ |
1942−43 | シルヴィオ・ピオラ② | 21 | ラツィオ② |
1943−44 | 第二次世界大戦のため中止 | ||
1944−45 | |||
1945−46 | グリエルモ・ガベット① | 22 | トリノ③ |
1946−47 | ヴァレンティ−ノ・マッツォ−ラ① | 29 | トリノ④ |
1947−48 | ジャンピエロ・ボニペルティ① | 27 | ユヴェントス④ |
1948−49 | イストヴァン・ナイアーズ① | 26 | インテル・ミラノ⑤ |
1949−50 | グンナー・ノルダール① | 35 | ミラン④ |
1950〜1970
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1950−51 | グンナー・ノルダール② | 34 | ミラン⑤ |
1951−52 | ジョン・ハンセン① | 30 | ユヴェントス⑤ |
1952−53 | グンナーノルダール③ | 26 | ミラン⑥ |
1953−54 | グンナーノルダール④ | 23 | ミラン⑦ |
1954−55 | グンナーノルダール⑤ | 27 | ミラン⑧ |
1955−56 | ジーノ・ピヴァテッリ① | 29 | ボローニャ③ |
1956−57 | ディノ・ダ・コスタ① | 22 | ローマ③ |
1957−58 | ジョン・チャールズ① | 28 | ユヴェントス⑥ |
1958−59 | アントニオ・アンへリージョ① | 33 | インテル・ミラノ⑥ |
1959−60 | オマール・シボリ① | 28 | ユヴェントス⑥ |
1960−61 | セルジオ・ブリヘンティ① | 27 | サンプドリア① |
1961−62 | ジョゼ・アルタフィー二① | 22 | ミラン⑨ |
アウレリウス・ミラーニ① | フィオレンティーナ① | ||
1962−63 | ハラルド・ニールセン① | 19 | ボローニャ④ |
ペドロ・マンフレディニ① | ローマ④ | ||
1963−64 | ハラルド・ニールセン② | 21 | ボローニャ⑤ |
1964−65 | サンドロ・マッツォ−ラ① | 17 | インテル・ミラノ⑦ |
アルベルト・オルランド① | フィオレンティーナ② | ||
1965−66 | ルイス・ビニチオ① | 25 | ピチェンツァ① |
1966−67 | ルイジ・リーヴァ① | 18 | カリアリ① |
1967−68 | ピエリーノ・プラティ① | 15 | ミラン⑩ |
1968−69 | ルイジ・リーヴァ② | 20 | カリアリ② |
1969−70 | ルイジ・リーヴァ③ | 21 | カリアリ③ |
1970〜1990
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1970−71 | ロベルト・ボニンセーニャ① | 24 | インテル・ミラノ⑧ |
1971−72 | ロベルト・ボニンセーニャ② | 22 | インテル・ミラノ⑨ |
1972−73 | ジュゼッペ・サヴォルディ① | 17 | ボローニャ⑥ |
ジャンニ・リベラ① | ミラン⑪ | ||
パオリーノ・プリチ① | トリノ⑤ | ||
1973−74 | ジョルジョ・キナ−リア① | 24 | ラツィオ③ |
1974−75 | パオリーノ・プリチ② | 18 | トリノ⑥ |
1975−76 | パオリーノ・プリチ③ | 21 | トリノ⑦ |
1976−77 | フランチェスコ・グラツィアーニ① | 21 | トリノ⑧ |
1977−78 | パオロ・ロッシ① | 24 | ヴェチェンツァ① |
1978−79 | ブルーノ・ジョルダーノ① | 19 | ラツィオ④ |
1979−80 | ロベルト・ベッテガ① | 16 | ユヴェントス⑦ |
1980−81 | ロベルト・プルッツォ① | 18 | ローマ⑤ |
1981−82 | ロベルト・プルッツォ② | 15 | ローマ⑥ |
1982−83 | ミシェル・プラティニ① | 16 | ユヴェントス⑧ |
1983−84 | ミシェル・プラティニ② | 20 | ユヴェントス⑨ |
1984−85 | ミシェル・プラティニ③ | 18 | ユヴェントス⑩ |
1985−86 | ロベルト・プルッツォ③ | 19 | ローマ⑦ |
1986−87 | ピエトロ・パオロ・ビルディス① | 17 | ミラン⑫ |
1987−88 | ディエゴ・マラドーナ① | 15 | ナポリ① |
1988−89 | アルド・セレーナ① | 22 | インテル・ミラノ⑩ |
1989−90 | マルコ・ファン・バステン① | 19 | ミラン⑬ |
1990〜2010
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
1990−91 | ジャンルカ・ヴィアリ① | 19 | サンプドリア② |
1991−92 | マルコ・ファン・バステン② | 25 | ミラン⑭ |
1992−93 | ジュゼッペ・シニョーリ① | 26 | ラツィオ⑤ |
1993−94 | ジュゼッペ・シニョーリ② | 23 | ラツィオ⑥ |
1994−95 | ガブリエル・バティストゥータ① | 26 | フィオレンティーナ③ |
1995−96 | イゴール・プロッティ② | 24 | バーリ① |
ジュゼッペ・シニョーリ③ | ラツィオ⑦ | ||
1996−97 | フィリッポ・インザーギ① | 24 | アタランタ① |
1997−98 | オリバー・ビアホフ① | 27 | ウディネーゼ① |
1998−99 | マルシオ・アモローゾ① | 22 | ウディネーゼ② |
1999−00 | アンドリー・シェフチェンコ① | 24 | ミラン⑮ |
2000−01 | エルナン・クレスポ① | 26 | ラツィオ⑧ |
2001−02 | ダヴィド・トレゼゲ① | 24 | ユヴェントス⑪ |
ダリオ・ヒュブナー① | ピアチェンツァ② | ||
2002−03 | クリスティアン・ヴィエリ① | 24 | インテル・ミラノ⑪ |
2003−04 | アンドリー・シェフチェンコ② | 24 | ミラン⑯ |
2004−05 | クリスティアーノ・ルカレッリ① | 24 | リヴォルノ② |
2005−06 | ルカ・トーニ① | 31 | フィオレンティーナ④ |
2006−07 | フランチェスコ・トッティ① | 26 | ローマ⑧ |
2007−08 | アレッサンドロ・デル・ピエーロ① | 21 | ユヴェントス⑫ |
2008−09 | ズラタン・イブラヒモビッチ① | 25 | インテル・ミラノ⑫ |
2009−10 | アントニオ・ディ・ナターレ① | 29 | ウディネーゼ③ |
2010〜2023
シーズン | 選手名 | 得点数 | 所属クラブ |
2010−11 | アントニオ・ディ・ナターレ② | 28 | ウディネーゼ④ |
2011−12 | ズラタン・イブラヒモビッチ② | 28 | ミラン⑰ |
2012−13 | エディソン・カバーニ① | 29 | ナポリ② |
2013−14 | チーロ・インモービレ① | 22 | トリノ⑨ |
2014−15 | マウロ・イカルディ① | 22 | インテル・ミラノ⑬ |
ルカ・トーニ② | ヴェローナ① | ||
2015−16 | ゴンサロ・イグアイン① | 36 | ナポリ③ |
2016−17 | エディン・ジェコ② | 29 | ローマ⑨ |
2017−18 | マウロ・イカルディ① | 29 | インテル・ミラノ⑭ |
チーロ・インモービレ② | ラツィオ⑨ | ||
2018−19 | ファビオ・クアリアレッラ① | 26 | サンプドリア② |
2019−20 | チーロ・インモービレ③ | 36 | ラツィオ⑩ |
2020−21 | クリスティアーノ・ロナウド① | 29 | ユヴェントス⑬ |
2021−22 | チーロ・インモービレ④ | 27 | ラツィオ⑪ |
2022−23 | ビクター・オシムヘン① | 26 | ナポリ④ |
2023−24 |
セリエA得点王は以上になります。
2023−24シーズンはどの選手が得点王に輝くのか注目しましょう。
クラブ別に見ると最多受賞はミランの17回
ミラン・・・17回
インテル・ミラノ・・・14回
ユヴェントス・・・13回
ラツィオ・・・11回
ローマ・・・9回
トリノ・・・8回
ボローニャ・・・6回
ナポリ・・・4回
ウディネーゼ・・・4回
フィオレンティーナ・・・4回
カリアリ・・・3回
サンプドリア・・・2回
リヴォルノ・・・2回
ピアツェンツァ・・・2回
アタランタ・・・1回 他3クラブ
ミランが最多の17回となっています。次ぐのがインテル・ミラノの14回。
ここ5年はミラン、インテル・ミラノから得点王は出ておらず、ラツィオから多く出ています。
セリエA・「得点王」タイトル獲得最多はグンナー・ノルダール氏の5回
セリエA・「得点王」タイトル獲得最多はグンナー・ノルダール選手!「得点王」タイトルを5度受賞しています。
スウェーデン人選手であり、スウェーデンのクラブでは172試合149得点を記録しました。
また代表では、1948年ロンドンオリンピックで得点王に輝き優勝に貢献しました。
スウェーデン代表としては30試合44得点を記録しました。
1949年にミランに移籍し8シーズン在籍し、5回のセリエA得点王に輝きました。
ミランで210得点記録し、同記録は、ミラン歴代最多得点記録です。また、セリエA通算得点も225得点と歴代3位の得点数であり、外国籍選手としてはセリエA最多です。
受賞回数3位までは以下の通りです。
順位 | 選手名 | 得点王回数 | 受賞シーズン |
1位 | グンナー・ノルダール | 5回 | 1949−50、1950−51、1952−53 1953−54、1954−55 |
2位 | チーロ・インモービレ | 4回 | 2013−14、2017−18 2019−20、2021−22 |
3位 | ミシェル・プラティニ 他6人 | 3回 | 1982−83、1983−84、1984−85 |
唯一の現役であるチーロ・インモービレ選手が4回で2位となっています。
ラツィオで目覚ましい活躍をし、通算得点でも191得点を記録し歴代8位にランクインしています。
年齢は2023年7月現在33歳と若くはありませんが、記録更新に期待しましょう!
セリエA、1シーズン最多得点は36得点で3人の選手が記録
セリエAの1シーズン最多得点記録保持者は以下の3選手
ゴンサロ・イグアイン
チーロ・インモービレ
ジーノ・ロッセッティ
1シーズン35得点超えは以下の通りです。
順位 | 選手名 | 得点数 | シーズン | クラブ |
1位 | ゴンサロ・イグアイン | 36 | 2015−16 | ナポリ |
チーロ・インモービレ | 36 | 2019−20 | ラツィオ | |
ジーノ・ロッセッティ | 36 | 1928−29 | トリノ | |
4位 | ジュリオ・リボナッティ | 35 | 1927−28 | トリノ |
フェレンツ・ヒルザー | 35 | 1925−26 | ユヴェントス | |
グンナー・ノルダール | 35 | 1949−50 | ミラン |
上記の全ての記録が偉大であることは疑いの余地はないでしょう。
単純に比較は出来ないですが、同試合数のプレミアリーグは2022−23シーズンにハーランド選手が記録した36点が1シーズン最多得点となっています。
また、同試合数のラ・リーガは2011−12シーズンにメッシ選手が記録した50点が最多得点となっています。
プレミアリーグ歴代得点王についてはプレミアリーグ歴代得点王を紹介!1シーズン最多得点はあの選手!をご覧くだいさい。
ラ・リーガ歴代得点王についてはラ・リーガ歴代得点王&最多受賞者、1シーズン最多得点者を紹介!をご覧くだいさい。
まとめ
今回の記事ではセリエA歴代得点王、「得点王」タイトル最多獲得者と1シーズン最多得点者を紹介しました。
まとめると
■セリエA歴代得点王
記事内をご覧くだいさい。
■「得点王」タイトル獲得最多
グンナー・ノルダール氏 5度受賞
■1シーズン最多得点者
ゴンサロ・イグアイン選手・・・36得点
チーロ・インモービレ選手・・・36得点
ジーノ・ロッセッティ氏・・・36得点
今後は誰が「得点王」の座に輝くのでしょうか。優勝争いも気になりますが、得点王争いにも注目してみると新たな楽しみ方が出来ると思います。
今のところ「得点王」タイトル記録更新の可能性は、チーロ・インモービレ選手だけでしょうか。
1シーズン最多得点記録は来シーズンにも更新の可能性があるでしょう。
色々な角度からセリエAを楽しみましょう。
セリエAは世界で屈指の人気があるリーグです。
少しでも興味がありましたら、ぜひあなたにも視聴してもらい興奮を味わってほしいものです!
セリエAについて詳しく知りたい方はイタリア・セリエAとは?リーグ方式など詳しく解説!をご覧ください。
セリエA視聴方法は
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セリエA視聴方法について詳しくはセリエAの視聴方法を徹底解説!配信サービスを比較してみた!をご覧ください。
ぜひあなたもセリエAを観て盛り上がりましょう!
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
こちらの記事も参考にどうぞ
*本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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