リーグが発足しおよそ30年。
Jリーグ発足をキッカケに日本サッカーの実力・人気は確実に高まってきました。
鹿島アントラーズ、横浜Fマリノスなど伝統あるクラブ、日本で屈指の人気がある浦和レッズなど現在はJ1、J2 、J3を合わせると50を超えるクラブが所属しています。
そのJリーグですが、
「オリジナル10」ってどのクラブ指してるの?そもそも「オリジナル10」って何?
この記事をご覧になっている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
本記事を読み終えれば
・Jリーグオリジナル10とは?
・Jリーグオリジナル10のチームについて
についてわかります。
Jリーグをさらにおもしろく視聴するには、知っておいて損はないと思います。Jリーグにあまり詳しくない方、予備知識を知りたい方はぜひ参考にしてください。
Jリーグ視聴方方法については下記をご覧ください。
>>> Jリーグを視聴するには?リーグ戦・ルヴァンカップ・天皇杯の視聴方法をそれぞれ解説!
それでは内容にいきましょう。
Jリーグが全試合視聴できるのはDAZNだけです。
Jリーグオリジナル10とは?
Jリーグ発足時に加盟した10クラブを通称「オリジナル10」と呼んでいます。
・鹿島アントラーズ
・ジェフユナイテッド市原・千葉
・浦和レッドダイヤモンズ
・ヴェルディ川崎
・横浜マリノス
・横浜フリューゲルス
・清水エスパルス
・名古屋グランパスエイト
・ガンバ大阪
・サンフレッチェ広島
上記の10チームがJリーグ「オリジナル10」と呼ばれています。
横浜フリューゲルスは1999年に横浜マリノスと統合したため、現存するクラブは9クラブになります。
Jリーグを支える人気クラブが「オリジナル10」になりますね。
簡単にいうとJリーグ初期メンバーということになります。
Jリーグオリジナル10のクラブについて
「オリジナル10」それぞれのクラブについて創立年、ホームタウン、ホームスタジアムなどをご紹介します。
鹿島アントラーズ
創立 | 1947年 |
前身 | 住友金属工業蹴球団 |
ホームタウン | 茨城県鹿嶋市、神栖市、鉾田市、行方市、潮来市 |
ホームスタジアム | 県立カシマサッカースタジアム |
愛称 | 鹿島、アントラーズ |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | J1リーグ優勝:8回 Jリーグカップ優勝:6回 天皇杯優勝:5回 AFCチャンピオンズリーグ優勝:1回 FIFAクラブワールドカップ準優勝:1回 |
鹿島アントラーズはに茨城県に位置する鹿島市、神栖市、鉾田市、行方市、潮来市を本拠地とするクラブです。
前身は住友金属工業蹴球団。Jリーグ発足に伴いクラブ名を「鹿島アントラーズ」に変更。
J1リーグ優勝8回、Jリーグカップ優勝6回、天皇杯優勝5回はいずれもJリーグクラブ最多。
国内タイトル計19冠、また国内3冠(Jリーグ、Jリーグカップ、天皇杯)を達成した初のクラブです。
Jリーグ発足以来、横浜Fマリノスと共に1度も降格がないクラブです。
AFCチャンピオンズリーグ優勝経験、クラブワールドカップ準優勝の経験もあり、
名実ともにアジア・Jリーグを代表するクラブですね。
>>>Jリーグ歴代優勝クラブについては下記をご覧ください。
■鹿島アントラーズで活躍した(している)選手
ジーコ
小笠原満男
柳沢敦
相馬直樹
内田篤人
柴崎岳
など
横浜マリノス(現横浜Fマリノス)
創立 | 1972年 |
前身 | 日産自動車サッカー部 |
ホームタウン | 神奈川県横浜市、横須賀市、大和市 |
ホームスタジアム | 日産スタジアム |
愛称 | マリノス、Fマリノス |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | J1リーグ優勝:5回 Jリーグカップ優勝:1回 天皇杯優勝:2回 |
横浜マリノスは神奈川県に位置する横浜市、横須賀市、大和市を本拠地とするクラブです。
1999年に横浜フリューゲルスと合併し、現在のクラブ名は横浜Fマリノス。
J1リーグ5度の優勝を誇り、国内3大タイトル(リーグ戦、カップ戦、天皇杯)は全て獲得経験があります。
1995年にJリーグ初優勝を飾りました。
鹿島アントラーズと共に、横浜Fマリノスはいまだ降格経験がないクラブです。
日産スタジアムは別名「横浜国際総合競技場」とも呼ばれます。
■横浜Fマリノスで活躍した(している)選手
井原正巳
松田直樹
久保竜彦
中澤佑二
中村航輔
など
横浜フリューゲルス(現在は横浜Fマリノスと合併)
創立 | 1964年 |
前身 | 全日空横浜サッカークラブ |
ホームタウン | 神奈川県横浜市 |
ホームスタジアム | 三ツ沢公園球技場 |
愛称 | フリューゲルス |
所属 | − |
獲得タイトル | 天皇杯優勝:2回 |
横浜フリューゲルスは神奈川県に位置する横浜市を本拠地としたクラブです。
1993年から1998年までJリーグに在籍したクラブです。
出資会社の経営不振により、クラブの存続が厳しくなり、1999年2月に日産が親会社である横浜マリノスとの合併しました。
それにともない横浜マリノスのクラブ名もフリューゲルスの「F」を加え、「横浜Fマリノス」に改称しました。
サポーターから惜しまれつつもクラブが消滅してしまうことになりました。
■横浜フリューゲルスで活躍した選手
楢崎正剛
山口素弘
前園真聖
など
ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)
創立 | 1969年 |
前身 | 読売サッカークラブ |
ホームタウン | 東京都 |
ホームスタジアム | 味の素スタジアム |
愛称 | ヴェルディ |
所属 | J2リーグ |
獲得タイトル | Jリーグ優勝:3回 Jリーグカップ優勝:3回 天皇杯優勝:2回 |
東京ヴェルディは東京都に本拠地を置くクラブです。
2001年まではホームタウンは神奈川県川崎市だったので、名称が「ヴェルディ川崎」でした。
ホームタウンを東京都に移して以降、名称が「東京ヴェルディ1969」となった。
ヴェルディ川崎と言えばJリーグ初代王者に輝きました。
日本サッカー界のレジェンド三浦知良選手、ラモス瑠偉氏などが活躍したのは有名な話でしょう。
しかし、2005年にJ1リーグから降格しJ2リーグを経験しました。
2008年にJ1リーグに復帰したものの、1年で降格の憂いに。
2023年シーズンに16年ぶりにJ1リーグに復帰を果たしました。
名門、東京ヴェルディの復活に期待しましょう!
■東京ヴェルディ(V川崎)で活躍した(している)選手
三浦知良
ラモス瑠偉
ビスマルク
菊池新吉
柱谷哲二
フッキ
など
ジェフユナイテッド市原(現ジェフ市原・千葉)
創立 | 1946年 |
前身 | 古河電気工業サッカー部 |
ホームタウン | 千葉県市原市、千葉市 |
ホームスタジアム | フクダ電子アリーナ |
愛称 | ジェフ |
所属 | J2リーグ |
獲得タイトル | Jリーグカップ優勝:2回 |
ジェフユナイテッド市原・千葉は千葉県市原市、千葉市を本拠地としたクラブです。
古河電気工業と東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同出資し設立されました。
2003年イビチャ・オシム監督が就任し、2005年、2006年とカップ戦を連覇しました。
2005年のカップ戦優勝がクラブにとっての初タイトルとなりました。
しかし、リーグ戦では結果が出ず、2009年にはクラブ史上初J2に降格することに。
降格以降2023年現在、J1に昇格はできておりません。
イビチャ・オシム監督時代に活躍した、巻誠一郎氏や羽生直剛氏などが日本代表に選ばれていました。
■ジェフユナイテッド市原・千葉で活躍した(している)選手
巻誠一郎
阿部勇樹
崔龍洙(チェ・ヨンス)
羽生直剛
など
清水エスパルス
創立 | 1991年 |
前身 | 清水FC |
ホームタウン | 静岡県静岡市 |
ホームスタジアム | IAIスタジアム日本平 |
愛称 | エスパ |
所属 | J2リーグ |
獲得タイトル | Jリーグカップ優勝:1回 天皇杯優勝:1回 |
清水エスパルスは静岡県静岡市を本拠地にするクラブです。
オリジナル10クラブのうち、唯一、母体となるクラブが実業団ではありません。
1996年にリーグカップ、2001年に天皇杯タイトルを獲得しましたが、それ以降20年以上タイトルからは遠ざかっています。
近年は2016年、2022年にJ2リーグへ降格するなど苦しい時期を過ごしています。
サッカー王国静岡を担う清水エスパルスの活躍に期待しましょう。
■清水エスパルスで活躍した(している)選手
伊東輝悦
澤登正朗
アレックス
小野伸二
鄭大世(チョンテセ)
岡崎慎司
など
名古屋グランパスエイト
創立 | 1991年 |
前身 | トヨタ自動車工業サッカー部 |
ホームタウン | 愛知県 |
ホームスタジアム | 豊田スタジアム、パロマ瑞穂スタジアム |
愛称 | グランパス |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | Jリーグ優勝:1回 Jリーグカップ優勝:1回 天皇杯優勝:2回 |
名古屋グランパスは愛知県全域を本拠地にするクラブです。
前身は日本の代表企業の1つでもあるTOYOTAのサッカー部です。
1994年に「ピクシー」の愛称で日本でも親しまれている、ストイコビッチ氏がチームに加入しました、
1995年にはアーセン・ベンゲル氏を監督に招き、同年に天皇で優勝しクラブ史上初のタイトルを獲得しました。1999年にも天皇杯優勝。
2010年に初のリーグ優勝、2021年にJリーグカップ戦初優勝しました。
しかし、2016年はJ2に降格するなど苦しい時期も経験しました。
トヨタの資金力でストイコビッチ氏みたいな大物監督を見てみたいですね。
■名古屋グランパスで活躍した(している)選手
ストイコビッチ
楢崎正剛
玉田圭司
闘莉王
永井謙佑
など
浦和レッドダイヤモンズ
創立 | 1950年 |
前身 | 三菱自動車工業サッカー部 |
ホームタウン | 埼玉県さいたま市 |
ホームスタジアム | 埼玉スタジアム2002 |
愛称 | レッズ |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | J1リーグ優勝:1回 Jリーグカップ優勝:2回 天皇杯優勝:4回 AFCチャンピオンズリーグ優勝:3回 |
浦和レッドダイヤモンズはに埼玉県さいたま市を本拠地とするクラブです。
前身は三菱自動車工業サッカー部。
J1リーグ優勝1回、Jリーグカップ優勝2回、天皇杯優勝4回と国内3大タイトルを獲得。
また、Jリーグで初めてAFCチャンピオンズリーグで優勝を成し遂げたクラブです。
タイトル獲得数は鹿島アントラーズに次ぐ2番目の多さです。
Jリーグで熱狂的なファンが多いのも特徴で、観客動員数と営業収入においては長年、最高成績を維持しています。
熱狂的でサポーターが創り出すスタジアムの雰囲気は圧巻です。その反面、一部サポーターによる過激な行動が問題になることも。
日本・アジアを代表するクラブと言っても過言ではないでしょう。
>>>Jリーグ歴代優勝クラブについては下記をご覧ください。
■浦和レッズで活躍した(している)選手
岡野雅行
田中マルクス闘莉王
鈴木啓太
小野伸二
長谷部誠
西川周作
ワシントン
など
ガンバ大阪
創立 | 1980年 |
前身 | 松下電器産業サッカー部 |
ホームタウン | 大阪府吹田市 他 |
ホームスタジアム | パナソニックスタジアム吹田 |
愛称 | ガンバ |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | J1リーグ優勝:2回 Jリーグカップ優勝:2回 天皇杯優勝:4回 AFCチャンピオンズリーグ優勝:1回 |
ガンバ大阪はに大阪府に位置する吹田市、茨木市、高槻市、豊中市、池田市、摂津市、箕面市を本拠地とするクラブです。
前身は松下電器産業サッカー部。
J1リーグ優勝2回、Jリーグカップ優勝2回、天皇杯優勝4回を達成。
2012年、J2リーグに降格してしまいますが、1年でJ1リーグに復帰すると、2014年に国内3冠(Jリーグ、Jリーグカップ、天皇杯)を達成しました。
AFCチャンピオンズリーグ優勝経験もあり、国内タイトル獲得数は鹿島アントラーズに次ぐ2番目に多い数となっています。
近年は低迷していますが、Jリーグを代表するクラブです。
■ガンバ大阪で活躍した(している)選手
エムボマ
宮本恒靖
加地亮
遠藤保仁
宇佐美貴史
堂安律
など
サンフレッチェ広島
創立 | 1938年 |
前身 | マツダサッカークラブ |
ホームタウン | 広島県広島市 |
ホームスタジアム | エディオンスタジアム広島 |
愛称 | サンフレッチェ |
所属 | J1リーグ |
獲得タイトル | J1リーグ優勝:3回 Jリーグカップ優勝:1回 |
サンフレッチェ広島はに広島県広島市を本拠地とするクラブです。
前身はマツダサッカークラブ。
J1リーグ優勝3回、Jリーグカップ優勝1回を達成。
2012年にJ1リーグ初優勝をするまでタイトルとは無縁だったが、2012,2013年と連覇を達成しました。
当時の監督は、現日本代表監督である森保一氏でした。
Jリーグカップは2022年に初優勝しました。サンフレッチェ広島が獲得したタイトルは全て、2010年代以降になります。
J2リーグには2度降格経験があります。
■サンフレッチェ広島で活躍した(している)選手
佐藤寿人
ウェズレイ
槙野智章
駒野友一
高萩洋次郎
森崎和幸
など
>>>Jリーグ歴代優勝クラブについては下記をご覧ください。
まとめ
今回の記事ではJリーグ「オリジナル10」ついて紹介しました。
まとめると
■Jリーグ「オリジナル10」とは
Jリーグ発足時に加盟した10クラブを通称「オリジナル10」と呼んでいる。
「Jリーグ初期メンバー」ということ。
■Jリーグ「オリジナル10」
・鹿島アントラーズ
・ジェフユナイテッド市原
・浦和レッドダイヤモンズ
・ヴェルディ川崎
・横浜マリノス
・横浜フリューゲルス
・清水エスパルス
・名古屋グランパスエイト
・ガンバ大阪
・サンフレッチェ広島
Jリーグを支える「オリジナル10」クラブ。横浜フリューゲルスは合併しなくなりましたが、他9クラブはJ1、J2の舞台で活躍しています。
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詳しくはJリーグを視聴するには?リーグ戦・ルヴァンカップ・天皇杯の視聴方法をそれぞれ解説!をご覧ください。
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今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
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